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耽美派最強のヴィジュアル系バンド・Versailles。Vo.KAMIJOが復活の経緯、武道館公演への想いを語る!

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インタビュー/東條祥恵

“Versailles、完全復活公演で10周年イヤーとなる2017年2月14日(火)に初の日本武道館ワンマン公演<Chateau de Versailles>開催決定!”
“Versailles4年ぶりの最新オリジナルアルバムをリリース!!価格はなんとゼロ円!ミニアルバムとなります。こちらは、日本武道館へご来場いただいた方のみが手に入れられるアイテムです!!”
活動休止から完全復活を遂げたVersaillesが、とんでもないことになっている!?
Versaillesは、今年完全復活を遂げた日本が世界に誇る生粋の耽美派最強のヴィジュアル系バンド。“薔薇の末裔”として中世のヨーロッパを思わせる気品ある世界観をクラシックとメタルを融合させたテクニカルなサウンドで優雅に描いていく彼らの音楽は唯一無二。世界でも人気を博す彼らがなぜこのタイミングで復活したのか、武道館来場者に最新アルバムをプレゼントするという前代未聞の企画、そこに込められた真意を含め、リーダーのKAMIJO(Vo.)に訊いた。

──Versailles 復活、さらには日本武道館を告知するキービジュアルでKAMIJOさんは馬に乗られていて、まるで中世の王族のようでしたけど。この馬はCGですか?

本物です。僕が乗ってる馬は“かんべい”という名前の馬でした。パトリシアとかオシャレな名前ではなかったんですが(笑)、かんべいはとてもいいヤツでしたよ(微笑)。

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KAMIJO(Vo.)

──なんで馬だったんですか?

出陣なんで。

──あっ!そういえば、リテイク・ベストアルバム『The Greatest Hits 2007-2016』に収録されていたオープニングの新曲「Melodic Thorn〜美の暴力〜」はまさにそんなイメージの曲でしたよね?

はい。この曲は旗を掲げて“これからいくぞ!”と馬の手綱を握りしめる感じのイメージですから。曲のなかで、ギターとヴォーカルが追いかけっこしているところが僕の中ではたまらないポイントなんです。サビでメインヴォーカルにツインギターがクロスしていくところは、いばらの薔薇が絡んでいく感じを音で表現しました。僕たちのプロフィールに前々から書いてあったんですよ。”メインヴォーカルにいばらのように絡むツインギター”と(微笑)。それを(楽曲で)やってみました。だいたいそういうことって、ギターではなくストリングスでやるものなんですけど、今回はあえてギターで。

──なるほど。武道館のライブのオープニングには、きっとこのかんべいもメンバーに加わって!?

出てこないです(微笑)。

──すいません(苦笑)。そもそもVersaillesをなんでこのタイミングで復活させようと思ったんですか?

まずHIZAKI(Gt.)の方から先陣をきって”そろそろVersaillesをやらないか?”という話をもらいまして。僕はソロをやっていたんですけど、HIZAKI君がそれを望むなら僕はとても嬉しいことなので、よきタイミングで復活を考えようかということになって。そこから準備していった感じですね。やはり、バンドは大変ですから。こうやってVersaillesが復活すること自体、奇跡だと思いますし。

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HIZAKI(Gt.)

──奇跡、ですか?

だと思いますよ。復活するということはそれぞれの胸にはあっても、ある意味禁句だったんです。それをHIZAKIが口にしてくれたお陰でいまこうなれているので、彼がいってくれたのは大きいですね。あとは、僕たちの周りのスタッフ、信じてくださったファンの方々の力を含め、人ですね。人に恵まれています。そのお陰でこうして自分たちが活動できているので。これだけの方々に支えていただかないとVersaillesという大きなプロジェクトは動かせないんです。だから、これは本当に奇跡だと思います。


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