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初めて行ったライブは?~木下理樹(ART-SCHOOL)編~

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ART-SCHOOL

ART-SCHOOL 木下理樹が初めて行ったライブは?

CHAR25
編集部:木下理樹さん、初めて行ったライブを教えてください!


「CORNELIUS」

僕が初めて行ったライブは、CORNELIUSの『FANTASMA』のツアーですね。
大阪厚生年金会館で、当時組んでたバンドのメンバーと一緒に行ったんですけど、ぼんやりしてたっていうか(笑)、そんなに盛り上げるタイプの音楽じゃないんで、音響とか、光やバックスクリーンを使った演出にとにかく圧倒された印象がありますね。

CHAR25
『FANTASMA』(’97年リリース)は本日アメリカでリマスター盤のアナログが発売!
木下理樹さん、ありがとうございました!


藤巻亮太 2ndフルアルバム『日日是好日』のリリースツアーFINALをライブレポート!

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藤巻亮太

2016年5月27日(金) Zepp Tokyo
REPORT:兵庫慎司
PHOTO:古渓一道

『歌旅編』『春祭編』に分けて、弾き語り→3人編成→5人編成で全国を15本回る、セカンド・フルアルバム『日日是好日』のリリース・ツアーのファイナル。
下のセットリストのとおり、『日日是好日』全12曲から、2年以上前のシングルである「ing」を除く11曲をプレイ。ほかは、1枚目のソロアルバム『オオカミ青年』から3曲、『日日是好日』よりもあとにリリースされた配信シングル1曲(「go my way」、5月11日リリース)、そしてレミオロメンの曲を5曲、という構成だった。

少し前から、ソロでレミオロメンの曲をやることに抵抗がなくなったと公言し、実際に歌うようになっていたし、現にこうしてこの日も5曲歌ったわけだが、それがなぜなのか、本人にきかずとも伝わってくるライブだった。

藤巻亮太

まず、ソロなんだからレミオロメンと違う音楽をやらないといけない、違う感じの曲を作らなければいけない、というこだわりがなくなったこと。そのこだわりがなくなってから、『日日是好日』を作ったこと。そしてその結果、ライブでレミオロメンの曲をやっても、今の曲がレミオロメンの曲に勝てない、だからレミオロメンの曲に頼らないといけない、というような見え方、きこえ方、響き方をしなくなったこと。だからこだわりなく、てらいなく、ソロの最新の自分の曲も、レミオロメンの曲も、ソロになった頃の曲も、並列で演奏し、歌えるようになったこと。というわけだ。

藤巻亮太

この日のライブを観ていて、「うわ、今、ハイライトの瞬間だ!」と僕が感じたのは、たとえば4曲目の「回復魔法」だったり、13 曲目の「My Revolution」だったり、16曲目の「日日是好日」だったり、アンコールの「8分前の僕ら」だったりした。で、終わってから、「あ、全部『日日是好日』の曲だ」と気がついた。レミオロメンの「スタンドバイミー」や「南風」を歌ってくれた時も、もちろん盛り上がったが、それはどちらかというと「うれしいオプション」みたいな感じで、感動や興奮の軸は、『日日是好日』の曲たちの方にあったと思う。
あたりまえでしょ、それ。『日日是好日』のリリース・ツアーなんだから。と思われるだろうか。僕は思わない。だって『日日是好日』の曲たちが、あのレミオロメンが長年にわたって生み続けてきた名曲たちと、普通に張り合っているということなんだから。藤巻亮太本人にも、そのような、現在の自身の曲に対する圧倒的な自信や確信があるのではないかと思う。

藤巻亮太

「挑戦……というほどじゃないんですけど、去年から、笑って、心を開くようになりまして。レミオロメンの曲も歌うようになりまして。歌えるのは僕しかいないので、歌っていこうと思います」

と、本人はMCで言っていたが、なぜ笑って心を開けるようになったのかの理由は、そこだと思う。
そして、その彼の自信と確信とオープン・マインドなありかたは、この日集まったオーディエンスに、そのまんま伝播していた。二度目のアンコールは完全に予定外で、拍手が収まらないので急遽藤巻が「ひとりだよん」と言いながら出てきて、アコースティック・ギター1本で「3月9日」を歌ったのだが、これも、その前の「8分前の僕ら」があまりにもよかったので、お客さんみんな帰るに帰れなくなった、というか帰りたくなくなった、だからさらにアンコールを求めた、というふうに、僕には見えた。

藤巻亮太

ささやかな、幸せな光景を歌っても、ストレートな愛情を歌っても、ポジティヴなメッセージを放っても、歌にこめる熱量が上がれば上がるほど、その歌がはらむせつなさもどんどん温度を増していく、というところが、藤巻亮太というシンガーソングライターにはあるが、「8分前の僕ら」はもっとも新しい、その理想的な例だ。

「不思議なもんさ 晴れ渡った気持ちの分だけ 悲しみってやつは胸に染みるんだな」

「言葉に出来ないから泣くんだろう 訳もなく楽しくて笑うんだね」

「ねえ 相変わらずな僕らだけど 時計の針が一秒進んで 永遠から一秒遠ざかっても 目の前のこの時を 君と一緒に生きていたい」

歌詞のどこの部分を聴いても、どこの部分を味わっても、身もフタもなくストレートだと思う。で、身もフタもなく、「いい歌だなあ」と思う。藤巻自身も、今この曲たちをたずさえて、こうしてライブでオーディエンスと向き合えることを、本当に喜んでいた。

今日でこのツアーが終わって、明日からまたスタジオにひとりで通って曲を作る日日が始まる。でもめげないよ、今日のこの景色を目に焼きつけて──というようなことを、後半のMCで言っていた。デビューして14年、ライブハウスから大会場まで何度も全国ツアーを行ってきたベテランの言うこととは思えないが、でも本当に、実感がこもっていた。で、素直に「そうなんだろうなあ」と思った。

「最悪と口に出しかけて 喉元にそいつをとどめた そのナイフを二度も心に突き立てる必要はない」で始まり、「山火事になるほど熱い 孤独が夜を音もなく 包んでしまったけど 僕はまだここにいる」や「夢が終わったってまた歩いていくだろう」を経て、「今日はいい日だな」で終わる、ニューアルバムのタイトル・チューン「日日是好日」が、とても好きだ。この日のライブでは、後半でこの曲をやって、次の「春祭」でメンバーみんなでハッピを着て、楽しく盛り上がって本編が終わったのだが、「日日是好日」で終わって「春祭」はアンコールに回してもよかったんじゃないか?と思った。いや、本編をしっとりシメるよりパーッと楽しくシメるべきだという判断をしたんだろうなと思うし、それは正しいとわかっているが、でもついそんなことを思ってしまうくらい、この日の「日日是好日」はすばらしかった。

藤巻亮太

「教えて!愛用品」~PON(ラックライフ)編~

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ラックライフ

ラックライフ PONの愛用品は?

ミネコ
編集部:PONさん、愛用品を教えてください!

「リュック」

お気に入りのグッズというか、毎日持ち歩いてるっていうものは、リュックですね。
昔からリュック好きで、ずっとリュックなんです。
とにかく物が多いし、忘れ物が多いんで、荷物を1つにまとめたいっていうところからリュックになったんです。
重たいから肩凝るんですけどね(笑)
でも、背負ってないと不安で仕方ないんですよ。とにかく持ってないと不安(笑)
お気に入りグッズとは違うけど、ずっと共にいます、リュックは(笑)
ポイントは大きさですね。物がたっぷり入る大きさであることが重要!
大きいから物を入れずぎて重くなるんですけどね……(苦笑)

ラックライフ

ミネコ
今はリュック、ブームですけど、PONさんは昔からのリュック派ってことですね!黒いリュック、お似合いです。
PONさん、ありがとうございました!

吉川晃司 「KIKKAWA KOJI Live 2016 “WILD LIPS” TOUR」 ツアースタート!!

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吉川晃司

2016年6月11日(土) 厚木市文化会館 大ホール
REPORT:長谷川誠

吉川晃司が6月11日、神奈川県・厚木市文化会館から全国15本のホールツアーをスタートさせた。前回はツアー序盤に映画の撮影準備でバイク・アクションを練習中に左足を負傷し、“骨折ツアー”となったのだが、入念なリハビリと日々の鍛錬を継続して迎えたこの初日公演では歌も演奏もパフォーマンスも全開のステージを展開。5月18日発売の最新アルバム『WILD LIPS』からも何曲か初披露された。タイトル曲「Wild Lips」では大人の色気とワイルドなパワーとが共存するダイナミックな歌と演奏に観客が熱狂。タフさとラフさを兼ね備えたグルーヴに客席が揺れたのは「サラマンドラ」。最新作の充実ぶりはライブにも反映されている。

最新曲に加えて、代表曲や人気曲を網羅したベストアルバム的な構成となっていたのだが、ベストにしてニューエスト(最新)でもあった。お馴染みの曲でも初めて聴くようなスリルと衝撃があったからだ。今回のツアーではバンドのメンバーが大幅に変わり、キーボードのホッピー神山、キーボード&ギターの菅原弘明以外の3人はツアー初参加となっている。新たに加わったのはギターの生形真一、ベースのウエノコウジ、ドラムの湊雅史。「(自分の生き方を貫いて)生き抜いてる系のミュージシャンが集まった。バンド、メッチャかっこいいです」と吉川。確かにこの新バンドの演奏がすさまじい。骨太でソリッドでタイトでダイナミック。「スティングレイ」「BOMBERS」などでの破壊力はおそらく過去の最高記録を更新したのではないだろうか。バラードなのにとてつもないエネルギーが渦巻いていたのは「終わらないSun Set」。えっ、こんな曲だっけ?という驚きの連続だった。予定調和のアンサンブルではなくて、メンバーがバンドマンとしての本能を覚醒させて、生命力あふれる演奏を展開している。その音のぶつかりあいこそがバンドサウンドの醍醐味であり、ロックの真髄。ライバルがいるほど燃える熱血漫画の主人公ではないが、吉川のボーカルも実にエモーショナルでエネルギッシュだった。それぞれの曲が見せてくれる景色はまちがいなくどれも2016年の最新のものだ。

昨年話題をさらったドラマ『下町ロケット』の財前役での好演の影響か、新規の観客が増えて年齢層の幅も広がった。「財前さんを観て、初めて来た人は?」との質問に若い観客が手を上げると、「イメージと全然違ってたら、すみませんね。こちらが本来の姿でして」と吉川。その財前や『さらばあぶない刑事』での悪役、ガルシアのスペイン語のセリフを再現すると、歓声が起こった。ただし、「昨日までは覚えていたんだけど、忘れちゃった」とのこと。

代名詞となっているシンバル・キックも炸裂した。演奏同様、キックも日々進化していて、新たな技を加えた改良型の蹴りも飛びだした。左手が攣ったり、後頭部を打撲したりする場面もあり。なぜボーカリストがそんな局面に遭遇してしまうのか。それは実際にステージを目撃したら、納得いただけるだろう。そして“あり得ない!”と笑いながら感動してしまうだろう。初日から観客がともに歌ったり、踊ったりする一体感あふれる熱い空間が出現した。だがもちろんまだこれが完成形ではない。バンドは生き物のように形を変えていくだろう。その集大成となるのがファイナルの8月27・28日の東京体育館公演。「これからもっとレベルの高いところへ一緒に行けたら。東京体育館ではオオッ!というものが出来たらと思ってます」とのMCもあった。アーティストにしてアスリートと呼びたくなる彼には“体育館”という舞台が似合いそうだ。数字では表すことのできない音楽の最高記録更新はまだまだ続いていく。

吉川晃司

初めて行ったライブは?~板野友美編~

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板野 友美

板野友美の初めて行ったライブは?

イケコ
編集部:板野友美さん。初めて行ったライブを教えてください!

SPEED

大阪の京セラドームで開催されたSPEEDさんの解散コンサートです。
小学2年生くらいかな。SPEEDさんに憧れて、歌手になりたいと思ったくらいなので、解散って聞いた時にすごくショックを受けて。
ライブで見れるのはこれが最後になってしまうので、絶対に観に行きたいと思って。
沢山電話したんですけど、チケットが全然取れなくて。
最終の販売の時に、パパの携帯から家の電話から、とにかく全ての電話を使って、家族みんなで電話して(笑)
そしたら、やっとチケットが取れて。すごく嬉しかったですね。
ライブは、後にも先にも誰かのライブで泣いたことがないんですけど、そのライブでは号泣しました。
「Starting Over」を聞きながら泣いていたのを今でも覚えています。

イケコ
大好きなアーティストの解散コンサート…より一層心に刻まれますね。
板野友美さん、ありがとうございました!

初めて行ったライブは?~TAIKI(SEIZE THE DAY)編~

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SEIZE THE DAY

SEIZE THE DAY TAIKI(Vo.)の初めて行ったライブは?

CHAR25
編集部:TAIKIさん、初めて行ったライブを教えてください!

「松田聖子/L’Arc~en~Ciel」

いちばん最初は母親に連れていかれた松田聖子さんのライブ。
3歳くらいだったと思うんですけど、ステージの華やかな映像が頭のなかに残ってますね。

自分の意志で行ったのは、L’Arc〜en〜Ciel。
“またハートに火をつけろ!”(『Are you ready?2007またハートに火をつけろ!』)の追加公演が富士急ハイランドであって、母親に“行きたいなら、行ってくれば”って言われて。
まだ中学生だったんですけど、ひとりで行ったんですよ。
すごく緊張してたし、ライブを楽しむとか盛り上がる感じではなくて、“うわ、本物だ!”“生で聴いてる!”“新曲もやってる!”という感じで観てましたね。

CHAR25
松田聖子さんも、中学生でライブソロデビューも、なんだか無性に羨ましいです。
TAIKIさん、ありがとうございました!

ASH DA HERO、〈THIS IS 3部作〉完結編のアルバム『THIS IS LIFE』について、〈シアター・オブ・ロック〉を目指すツアーをアツく語る!

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ASH DA HERO

インタビュー/武市尚子

——今作『THIS IS LIFE』を聴いて思ったのは、ロックでありながらも、すごくフォーキーだなと。音の作りもアコギの重要性を強く感じたし、歌詞もすごく生々しく生き様を歌っていたから。

そうなんですよね。音楽に関しては、両親の影響がすごく大きいと思うんですよ。父親が反体制のフォークグループをやっていて、母親はピアノの先生をしてたんですけど、ルーツは80’sでディスコ通いしてたような人だったので。小さい頃から音楽はわりと身近にあったんですよね。自分はあまり覚えてないんですけど、3歳の頃に、ライオネル・リッチーの『オール・ナイト・ロング』を躍って歌ってたらしいんですよ(笑)。昔はそんなに音楽好きではなかったんですけど、胎教なんですかね?知らず知らずそこから影響は受けてたみたいで(笑)。それもあって、歌詞に落とし込む言葉は、父親からもらった言葉が多かったりするし、楽曲的には、母親が好んで聴いていた洋楽が体に染み付いていると思うんです。歌ってることはすごくフォークなんだけど、ドレッシングはきらびやかというか。それこそがASH DA HEROの音楽の個性になっていると思いますね。70年代80年代には誰もやっていなかったことでもあるのかなって。根底にあるのは、フォークだったり歌謡曲だったりすると思うので、アコギ1本でも、ピアノ伴奏だけでも表現出来ちゃう曲が多いんです。

——なるほど、納得。今作のアルバムのリード曲「Everything」は、ロック然としたASHの出で立ちから想像するのとは少し印象が異なるイメージだったから、今の話を聞いてすごく納得出来た気がするよ。

日本のフォークとソウルミュージックが、僕のルーツだと思いますね。『Everything』は、ロックバラードと表現していいのか?ポップスなのか?って言うと、ポップスほど美しくはなくて。フォークなのか?と言えば、フォークにしてはきらびやか過ぎて。咀嚼するには難解な曲なんじゃないかなと思うんですけど。でも、そこが面白いところなのかなと。それに、この曲が、『THIS IS LIFE』というアルバムを1番集約してる曲なのかなって思うんです。人生に答えはなくて。生きてることにも答えはなくて。答えなんてないんだけど、自分なりに答え合わせをしながら生きて行くしかないんだぜっていうところが、『Everything』には詰まっているんです。最初は、おっしゃってもらったように、リード曲っぽくないんじゃないか?って話だったんですけど、この曲をレコーディングしたときの1テイク目を歌ったとき、気付いたら左の顔面がすごく熱くなっていて、涙がいっぱい溢れていたんです。本当に無意識に左だけ。自分でもびっくりしたんですけど、そしたら、歌い終わってからその場がシーンとしてて。“これしかないでしょ”って、そこに居たみんなが声を揃えて言ったんです。きっと、何かが宿ったんでしょうね。

——それくらい引き込まれる強さがあったからね。

はい。自分でもびっくりしましたね。こんなこと初めてだったんで。結果、このアルバムを集約する1曲になったと思いますね。アルバムを聴いてくれた人にも、レコーディング現場のあの空気感が伝わってくれたらいいなと思います。

——そうだね。ASH DA HERO のメジャーデビューは、2015年の12月にミニアルバム『THIS IS A HERO』だったわけだけど、6月15日発売のニューアルバム『THIS IS LIFE』との関連性はあるの?

はい。実は、今回の『THIS IS LIFE』は、2015年12月発売のミニアルバム『THIS IS A HERO』と、インディーズ時代にリリースした『THIS IS ROCK AND ROLL』と合せて、全部で〈THIS IS 3部作〉になっているんです。

——全部合せたら20曲以上でしょ?

そうなんです。3枚で20曲の組曲、みたいな感じですね。20曲で1つの物語になっているんです。全部ほぼ同時期に作ったんですよ。今作は、その物語の完結編になるんです。アルバムを作るときは、いつもプロットを立てて作っているんですけど、1番最初にリリースした『THIS IS ROCK AND ROLL』は、【謎の男・ASH DA HERO現る!】というコンセプトで、〈ASH DA HEROとはなんぞや?〉っていうところで作りつつも、結局〈ASH DA HEROとは何だったんだろう?〉ってとこで終らせておいて、2作目となる『THIS IS A HERO』では、〈ASH DA HEROが見えない巨大な力に立ち向かっていく様〉を描き、最後の『THIS IS LIFE』は、〈ASH DA HEROは何処からやって来て何処に行くのか?ASH DA HEROは何故ASH DA HEROになったのか?〉っていうところの、エピソード0的なモノにしたかったんです。自分の半生というか、ASH DA HEROを始めるきっかけになったところだったりを、音楽的に消化させて作ったって感じだったんです。なので、今回の『THIS IS LIFE』は、自分のこれまでの歩みを無修正で出した感じですね。

——6曲目の「上京難民」とかまさに赤裸裸だよね。

そうなんです。ありのままですからね。音楽面でも、『THIS IS LIFE』だけ聴くと、“あれ?ASH DA HEROってロックシンガーって聞いてたけど、こういう感じなんだぁ〜”って思われるんじゃないかな?って思うんですよ。でも、それはそれでいいんですけど、『THIS IS A HERO』、『THIS IS ROCK AND ROLL』と遡って全部を通して聴いてもらったら、“あぁ、なるほどね”って納得してもらえるんじゃないかなって思うんです。“なるほど、だから『THIS IS ROCK AND ROLL』はこういう感じだったんだね!”って、逆再生してもらうと、1枚目2枚目の意味もちゃんと解ってくるっていう。そんな流れになってたりするんです。お話の時系列的には、映画みたいに作ってあったりするので、面白いんじゃないかなと思いますね。『THIS IS LIFE』というアルバムのお話の流れとしては、時系列的には6から10が最初なんです。つまり、5曲目の『いつかの街で』から、お話は始まっていくんです。僕が地元の名古屋に居た頃のお話。ASH DA HEROになる前。『いつかの街で』『上京難民』『Never ending dream』は、3曲で1曲。ASH DA HEROになる前前夜のお話だったりするんです。『Everything』は、このアルバムのエンディングでもあるんです。

——そういう流れなんだね。「いつかの街で」のアウトロと「上京難民」のイントロが繋がっているのは意図的なんだね。

そうですそうです。実は、1曲目から4曲目までは、曲間の秒数のタイムを0.1秒にしていて、『Everything』から『いつかの街で』の曲間は0.25秒にしてあるんです。そこで物語の流れが変わることを意味していたりするんですよ。個人的に、リュック・ベッソンとかクリストファー・ノーランの映画が好きなんです。結末を頭で見せて、何故、そうなったのか?っていうところを描いていくという、その見せ方が。それと同じく、『THIS IS LIFE』は、『Everything』でエンディングを見せておいて、“こういうことを歌う人は、いったいどういう経験をして、どんな生き方をしてきたんだろう?”と思わせておいて、『いつかの街で』が始まっていく。東京に出て『上京難民』のようなまわりの人間を見て、打ち拉がれながらも、『Never ending dream』みたいなメッセージに奮い立たせられながら頑張っていく中で、『生命のリレー』が生まれたんです。『生命のリレー』は、2011年に起こった東日本大震災のときに思ったことを書いた曲でもあるんです。それを受けて、自分はどう生きて行くべきか、ということを考え、100年後の22世紀を生きる子供たちに、自分が生きて来た証や、これから自分が培っていくものをメッセージとして残せるような人になりたいなと思って書いたんです。僕が蒔いた種に、みんなが水をあげて、花が咲くまで紡いでいってくれたらいいなと思っていて。

——それが「One Hundred Years Later」なんだね。

はい。でも、そんなに世界ってものは甘くはなくて。どうせNO FUTUREしか、クソみたいな未来しか待ってないと思うけど、そんなクソみたいな未来にただただ中指立ててばかりじゃきりがないし、面白くないから、どうせだったらピースサインでそんな未来を迎えに行こうぜ!ってのが、『HELLO NO FUTURE』なんです。

——そこから1曲目の「Overture」に戻っていくんだね。

そうなんです。未来に対して、そんな風に思ったASHが、『Overture』で、“さぁ、ここからASH DA HEROとして日本の人たちに注目されるロックシンガーになっていくんだぜ!”って、自分を奮い立たせ、『You Gotta Power』を歌うんです。“俺はこの道を突進むけど、オマエはどうするんだい?いつまでインターネットの中でごちゃごちゃしてんだよ!でも、俺は、そんなオマエたちのことも抱きしめるぜ!”って、『Everything』に繋がっていくんです。

——そういう時系列になっていたんだね。7月27日の東京を皮切りに、大阪、名古屋のワンマンツアーが控えているけど、『THIS IS LIFE』をライヴでどう魅せていこうと思っているのかも聞いていきたいんだけど、『THIS IS A HERO』と『THIS IS ROCK AND ROLL』のときは、それぞれに魅せ方が違ったの?

はい。違いました。『THIS IS ROCK AND ROLL』のときは、なるべく素を見せないライヴスタイルで、SHOWというものに特化したライヴだったんです。MCも台詞っぽい感じだったんですよ。でも、『THIS IS A HERO』のときは、非常に攻撃的で汗臭い感じのライヴだったんです。

——その都度ライヴの魅せ方を変えているの?

そうなんです。なので、もちろん『THIS IS LIFE』でも、これまでとはまったく違ったライヴスタイルになるんです。ま、どうなるのかは、ライヴに来てもらって確かめてもらえたらと思うんですけど、〈THIS ISシリーズ〉の完結編になるので、3部作のラストを飾るに相応しい形のライヴにしたいなと思っています。『THIS IS ROCK AND ROLL』から応援してくれてるファンのみんなは、その頃の僕のスタイルを知ってくれているし、メジャーデビュー作でもあった『THIS IS A HERO』からファンになってくれた人が多かったりするんですけど、その人たちには『THIS IS ROCK AND ROLL』の頃の僕のスタイルも感じてもらえるような、2つの作品を含む、集大成的なライヴになっていくと思いますので、是非是非、楽しみにしていてもらえたらと思います。『THIS IS LIFE』からやっていきたいライヴスタイルとして、1つキーワードを上げるとするならば、今までライヴのことを〈ロックンロールSHOW〉っていう言い方をしてきたけど、この先は、シアターを目指したいなと思っているんです。歌うのはもちろん、マイクを持つ1つ1つの仕種も、水を飲む仕種も、全部映画の中の世界みたいな。ライヴのような映画、映画のようなライヴ。そんなライヴを目指していけたらいいなと思っているんです。なので、今回の『THIS IS LIFE』を引っさげたツアーは、これまでの2つの要素に、エレガントな雰囲気も加わってくるような、〈シアター・オブ・ロック〉を目指したライヴを考えていますので、是非、遊びに来て下さい。

ASH DA HERO NEW ALBUM「THIS IS LIFE」全曲試聴 Trailer

ASH DA HERO「Everything」Short Film(MV)

PRESENT
サイン入りポスターを3名様に!

以下URLよりメールにてご応募ください。応募〆切は2016年7月31日(日)23:59

「教えて!愛用品」~渋谷龍太(SUPER BEAVER)編~

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SUPER BEAVER

渋谷龍太(Vo)の愛用品は?

イケコ
編集部:渋谷龍太さん、愛用品を教えてください!

「小物入れ」

大好きなブランドなんですけど、高くてなかなか買えないんですよ。
でも、この小物入れはすごくかわいくて、値段も手ごろだったので。
入れてるのは、イヤホンとリップクリームです。
どっちもすぐに失くすので、出し入れしやすい入れ物が欲しくて。
イヤホンのコードに巻き付けている糸も自分で作ったんですよ。
糸を3本使って編むんですけど、3~4時間くらいかかるんです。
僕、けっこう几帳面だから、糸をギュウギュウに編み過ぎちゃって。
最初に作ったヤツは、強く編み過ぎたせいか、イヤホンの高音しか聴こえなくなっちゃったんです。
Gジャンに鋲を付けたり、そういうことが好きなんですよね。

SUPER BEAVER 愛用品

イケコ 
オリジナルのイヤホンコード、絡みにくくなるというメリットもあるんだそう。
早速真似してみたくなりますね!
渋谷龍太さん、ありがとうございました!


FAN’S VOICE!>>>DaizyStripper 全国47都道府県制覇TOUR FINAL & 9周年スペシャルライブ in 日比谷野外大音楽堂

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DaizyStripper_main

DaizyStripperの全国47都道府県制覇ツアーファイナル&9周年記念スペシャルライブ!空まで届きそうなVo.夕霧の高らかな歌声、ダイナミックなGt.なおのパフォーマンス、演奏はもちろん完璧なギター回し(特訓の成果だそう!)をやってのけたGt.まゆ、激しくもクールにリズム刻んだBa.Rei、そして周りのビルまで揺らせそうなDr. 風弥のドラミング!トレゾア(ファンの呼び名)はいつもよりキレイに咲いて、いつもより大きいヘドバンで会場を揺らして彼らの演奏に応えた。Vo.夕霧はMCで「DaizyStripperは野外でのライブが絶対似合うと思っていたけどやっぱり似合うな!」と言っていたけれど、午前中まで降り続いた雨は見事に止み、その言葉通り激しくも美しいメロディーが青空にとても似合っていて、メンバーとファンの一体感もいつものワンマンより迫力満点。10周年ライブはどうなってしまうんだろう!?と思えるくらい、メンバー、ファン、スタッフ、関係者、会場にいたすべての人が楽しめた素晴らしく感動的なライブだった。10年、20年、その先もずっと、トレゾアの居場所であってほしい!

2016年6月5日(日)日比谷野外大音楽堂
PHOTO:M.キセキ

DaizyStripper_1

DaizyStripper_2

DaizyStripper_3

セットリスト

01. トレゾア
02. TRUTH
03. ジュリエットのナイフ
04. G的ショータイム
05. STARGAZER
06. SUMMER VACATION
07. Diamond Glitter
08. 色彩ヴィヴィッド
09. Wind of Venus
10. ARREST
11. GIRL HUNT
12. マネキン
13. BLACK DROPPer
14. decade

En1. SMILE WORLD
En2. DEAR MY SIRIUS
En3. STAY GOLD

WEn1.BIRTHDAY SONG
WEn2.ダンデライオン

初めて行ったライブは?~IKE、KENTA(SPYAIR)編~

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SPYAIR

IKE(Vo)、KENTA(Ds)が初めて行ったライブは?

イケコ
編集部:IKEさん、KENTAさん、初めて行ったライブを教えてください!

IKE
「アマチュアの対バンイベント@名古屋HeartLand STUDIO(現HeartLand/SPACE BOX)」

多分俺は名古屋にあるライブハウス、昔ハートランドと呼ばれてたライブハウスで、たまたま4バンドぐらい出てた対バンイベントを観たのが初めてだったと思います。
出てたバンドの名前すら覚えてませんが。観たのは俺が16歳ぐらいの頃ですね。
15歳のときにバンドを始めたんで、そのあとにライブハウスに観に行ったんですよ。
初めて観てどう思ったか?うーん…正直「えっ、微妙」って思いました(苦笑)。
「ライブってつまんねぇな」と思いましたね。
楽しいライブを見せてくれるバンドマンは本当にごくごくごくごく一部しかいないと俺は思ってるような人間ですから。
そのときも4バンド全部のライブを観ましたけど、何も心が動かなかったんですね。
だから“自分ががやるときはもっといいライブをやろう”と思いましたね。
それが初めてのライブハウス体験だったので「音すげぇな」とは思いましたけど、やっぱり歌を聴いちゃうと「下手だ…。俺の方が上手い」と思いました。
当時、俺はバンド始めたばかりで調子こいてたんですよ。きっと(爆笑)。

 

KENTA(Ds)
「ミシェル・ブランチ@名古屋DIAMOND HALL」

俺が自分でチケット買って初めて行ったのはミシェル・ブランチの名古屋DIAMOND HALL公演。
当時すっごいヒットしてたんですよ。
サンタナとのコラボした曲(『ザ・ゲーム・オブ・ラヴ』)を出したりしてて、俺も好きだったんですよね。
当時は、名古屋でライブをやる外タレは少なかったんですけど、ミシェル・ブランチが来日するぞってなったときに“名古屋のDIAMOND HALLに来る!”と分かった瞬間、これは行くしかないと思ってチケットを取りました。
当日、ライブでサンタナとのコラボ曲をやってくれたんですね。しかも、アコギで。
それにクソ感動した記憶がありますね。「まさかやってくれるとは!」って(笑顔)。

IKE ライブ行ったあと、こいつはミシェル・ブランチブームで、ずっと聴いてたよね?

だって、あのときはサンタナとのコラボ曲以外に、シングルになってる曲はほとんどやってくれたんだよ?それが俺はすっごい嬉しかったんだって。だから、本当に楽しめたし、ライブに行ってよかったって思った。
で、このライブでね、ドラムの人が客席に投げたスティックが信じられないぐらいボロボロだったんですよ(笑)。
そこで俺は、ここまでボロボロになったスティックを投げるのはやめようと思った記憶がある。
→スティックのエピソードはSPYAIRのインタビュー参照!

イケコ 
IKEさんのライブへの熱い想いの原点のようなエピソード&
KENTAさんが投げるスティックへのこだわりはここから来ていたんですね!
IKEさん、KENTAさん、ありがとうございました!

初めて行ったライブは?~渋谷龍太、上杉研太(SUPER BEAVER)編~

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SUPER BEAVER

渋谷龍太(Vo)、上杉研太(Ba)の初めて行ったライブは?

イケコ
編集部:渋谷さん、上杉さん、初めて行ったライブを教えてください!

渋谷龍太
「ディープパープル/STANCE PUNKS主催イベント『ロックの日』」

いちばん最初に見たライブは父ちゃんと一緒にいったディープパープルなんですけど、それよりも印象に残っているのは、高校1年生の時に川崎のクラブチッタで観たSTANCE PUNKS主催のイベント「ロックの日」ですね。
会場に入ったときにステージに立っていたのが、LOST IN TIMEだったんです。
『冬空と君の手』(2001年)というアルバムを出した頃で、「手紙」という曲を新曲として演奏していて。
「バンドってすげえ!」って思ったのは、あのときがきっかけですね。
ものすごく好きで憧れていたバンドなので、2マンライブが出来たときは感慨深いものがありました。

 

上杉研太
「ジャパハリネット」

高校の頃、渋谷と一緒にジャパハリネットのライブに行ったんですよ。
大学の学園祭だったんですけど、ちゃんとデビューしているバンドのライブを観たのはそれが初めてで。
演奏も歌もすごくて「これがプロか!」と思いましたね。
その後、城戸けんじろ(ジャパハリネット)さんと新宿Marbleで対バンさせてもらったとき、いきなり「贈りもの」(ジャパハリネット)を歌ってくれて。あのときはホントに感動しました。

イケコ 
自分がステージを観ていたアーティストと同じステージに立つ…
音楽を志す人なら誰しも憧れるエピソードですね。
渋谷さん、上杉さん、ありがとうございました!
次回は柳沢さんと藤原さんの初めて行ったライブをアップします。

「教えて!愛用品」~板野友美編~

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板野友美

板野友美の愛用品は?

イケコ
編集部:板野友美さん、愛用品を教えてください!

「美顔器」

ベレガの美顔器です。
これを買うまでは美顔器を使ったことがなくて。
私はあんまりむくまないから必要ないなって思ってたんですけど、知り合いに勧められて使ってみたら、すごく良くて。
この美顔器を使うようになってから、これまでずっとむくんでたんだなっていうことに気づきました(笑)
水をつけて電気を通すだけで、マッサージするわけではないんですけど、むくみがすごくとれますね。
毎日使ってるわけではなく、撮影がある日とか、ライブの日とかに持って行って、メイクをする前に使ってます。

イケコ
美肌の秘訣はこれだったんですね♪
板野友美さん、ありがとうございました!

KREVA×LITTLE×MCUが緊急集結!6/26(日)日比谷野音で開催のスタジオトリビュートイベント「elements night」の見どころとは!?

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elements night

Interview:三宅正一
photo:吉松伸太郎

──KICK THE CAN CREWとして不定期にライブをするようになってから数年が経ちますけど、こうして3人で取材を受ける場はなかなかないですよね?

KREVA 読み物のメディアはないですね。テレビ用のライブ直後のコメントとかはあるけど。あ、1年くらい前にVIVA LA ROCKのライブに向けたWEB動画インタビューみたいなのはありましたね。

MCU ああ、あったあった。

──でも、まだまだレアですよね。

KREVA そうですね。まだまだレア。

LITTLE でも、そんなに違和感はなくて。

MCU 普通なんだけど、心のどこかでちょっと緊張してるのかなっていう感じかな。

──6月8日に『monday night studio® session』がリリースされて、そのリリースイベントが6月26日に日比谷野外大音楽堂で開催されます。まず、みなさんの所属事務所、エレメンツの自社スタジオであるmonday night studio® 大橋がビルの老朽化による取り壊しに伴い閉鎖することになったと。そのことを受けて、『monday night studio® session』が制作されたわけですが、この企画の発起人は誰だったんですか?

KREVA わかんないな。でも、千晴が仕切ってるんだよね?(同席していた千晴に向かって)おまえが言い出したの?

千晴 メーカーからアイデアを貰って、僕が『スタジオがなくなってしまうなら、あの空気を音楽に閉じ込めるような作品を作りませんか?』って提案しましたね。制作は今年の1月から始まって、2月29日に取り壊しが決まっていたので、ギリギリまでやってましたね。

──このセッションアルバムに通底している軽やかに洗練された聴き応えはジャズというテーマに由来しているところが大きいと思います。

KREVA それは俺が決めたんです。『次はジャズがくるだろう』とか言って、ジャズネタを使ったトラックをけっこう作っていて。その流れもあって、『著作権の切れたジャズの作品っていっぱいあるから、それをベースにしてセッションすればいいんじゃないの?』って千晴に言ったんです。千晴はアドバイスを受けてから実行に移すまでの力がハンパないから、すぐに形になるんですよ。結果的に当初想像していたよりもいいアルバムになったと思います。

elements night

──LITTLEさんはどういうモードで制作に臨みましたか?

LITTLE みんなそれぞれ普段やっている音源制作とは違うニュアンスがあったので、新鮮でした。『やっぱりRAPが好き』なんかはセッション感を活かして、小節感もちょっと無視してラップしてみようと思って。こういうアプローチは生バンドならではですよね。普通のオケだったらできないので。

──Uさんはどうでしょう?

MCU うん、新鮮でした。アルバムも全体的にラクに聴ける感じがいいなと。まだ通しでは1回しか聴いてないんですけどね(笑)。野音までにまたじっくり聴きたいと思います。

──1曲目の「虹」がリードトラックとしての役割を果たしていますが、この曲はKREVAさん主導で制作したんですよね?

KREVA トラックはそうですね。小西真奈美さんが歌う『トランキライザー』が早い段階でできていて。この曲をシングルにすればOKだし、アルバムの柱になるなという感じで、『虹』のアレンジ作業もリラックスしてできたんですよね。『虹』の原型は俺自身もすごくカッコいいトラックだと思っていたけど、バンドアレンジする際には気張らずにやれたんですよ。ドラムの白根(佳尚)には厳しくしましたけどね。『俺が(デモで)打ったドラムパターンをしっかり聴け!』って言って。

初めて行ったライブは?~柳沢亮太、藤原“28才”広明(SUPER BEAVER)編~

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SUPER BEAVER

柳沢亮太(Gt)、藤原“28才”広明(Dr)の初めて行ったライブは?

イケコ
編集部:柳沢さん、藤原さん、初めて行ったライブを教えてください!

柳沢亮太(Gt)
「GLAYの武道館ライブ」

GLAYの武道館ライブですね。
たぶん「HEAVY GUAGE」(1999年)のときかな。
小学生のときだったんですけど、後にも先にもあんなにハマったバンドはGLAYだけで「ライブ行きたい」と親に頼んで、チケットを買ってもらったんです。
1階席の端の方だったんですけど、武道館って、ちゃんと目で見えるじゃないですか。
当時はコスプレの人が多くて「すげえ!」って思ったし、駅から会場までのお堀の道も含めて、すごく印象に残ってます。
すごく憧れていたから、小学校のときに藤原といっしょにコピーバンドをやってたんですよ(笑)。

 

藤原“28才”広明(Dr)
「友達のお兄ちゃんのバンドのライブ/a-nation」

いちばん最初は友達のお兄ちゃんのバンドのライブですね。
僕らは小学校6年で、そのバンドは高校1年くらいかな?
原宿の「ロサンゼルスクラブ」というライブハウスだったんですけど、「すげえ!」と思った記憶があります。
あと、a-nationにも行ったことがあります。親に連れていってもらったんですけど、浜崎あゆみさん、Do As Infinity、Every Little Thing、倖田來未さんとかが出ていて。
いちばん最後にYOSHIKIさんが登場して、小室哲哉さんと一緒にやったんですよ。
その頃はもうドラムを始めてたから「うわ、YOSHIKIだ!」ってビックリしました。

イケコ 
柳沢さん&藤原さんで、小学生ですでにGLAYのコピーバンドを組んでらしたとは!
お二人とも小学生でライブハウスデビュー、カッコいいですね!
柳沢さん、藤原さん、ありがとうございました!

初めて行ったライブは?~夏木マリ、斉藤ノヴ(One of LoveプロジェクトGIG)編~

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[左:斉藤ノヴ、右:夏木マリ]

[左:斉藤ノヴ、右:夏木マリ]

夏木マリ、斉藤ノヴの初めて行ったライブは?

イケコ
編集部:夏木マリさん、斉藤ノヴさん、初めて行ったライブを教えてください!

夏木マリ
「ボブ・マーリー」

私ね、ボブ・マーリー。もうね、最高だった!人生の三大ライブのひとつ。
彼が亡くなる2年前、厚生年金で観たんです(1979年4月5・6日、新宿・東京厚生年金会館。なお同会場は2010年に閉館)。
もうねえ、会場全体が地鳴りがするぐらい。
私、2Fか3Fの席だったんだけど……当時はスタンディングでのライブなんて日本にはなかったんだけど、立たされちゃって、ノッて、もう涙が出て。
もう、あんなに感動したライブはない!最高だった!
当時はレゲエっていうリズムも知らなかったし。
そしたら2年後に亡くなっちゃったから、ショックで。
当時の私?……売れない歌手だったと思います。キャバレー回りしていて、ふて腐れてた頃(笑)
ちょうど「イヤだな、こんな自分……」って思ってた頃だったから、それもあって感動したんだと思います。すごかった!

斉藤ノヴ
「美空ひばり」

僕はね、ビートルズの来日を観てるんですよ(1966年6月30日・7月1日・7月2日、日本武道館にて昼夜あわせて5公演開催のうちの1公演)。親に内緒で、京都から出てきて。
チケットを買っていた先輩が、行けないって話になって、「おまえ行くか?」って、チケットをくれて。
でも、音が全然きこえなかったんですよ。
ステージにエースのボーカル・アンプがあって、それだけなんです。
ギターも全部アンプからしか音が出てなくて、PAがないから、みんなの「ウワーッ!」っI ていう声で音がかき消されちゃって。
席が南スタンドのいちばん上の方だったから、よけいね。
東京ビートルズだとか、尾藤イサオさんだとか、ドリフターズとか、内田裕也さんとか……いろんな人がいっぱい出て、最後にビートルズが出て。30分くらいしかやらなかったんじゃないかな。
ただね、実は初めて観たのはビートルズじゃなくて(笑)。
もっとちっちゃい頃に、いわゆる歌謡ショーを観に行ったのが、初めてでした。
京都の南座で、美空ひばりさんを観たんです。
すんげえ歌がうまくて、ひっくり返りましたね。子供心に「この人、何!?」と思った。
お祖母ちゃんに連れていってもらったんですけど。
フルバンドが入っていて……小柄な方なんですけど、スポットライトを浴びて歌いながら出てきたんですよ……あれ、どうやってたんだろう?
当時まだ、ワイヤレスマイクなかったと思うんですけど。
とにかく、歌がめちゃくちゃうまかったですね。

イケコ
お話を伺っているだけでテンションが上がる、レジェンドたちのライブのエピソード。
夏木マリさん、斉藤ノヴさん、ありがとうございました!

 

■and ROSEs 「紅のプロローグ」short ver.
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00107/v09788/v0947100000000539798/


「教えて!愛用品」~夏木マリ、斉藤ノヴ(One of LoveプロジェクトGIG)編~

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[左:斉藤ノヴ、右:夏木マリ]

[左:斉藤ノヴ、右:夏木マリ]

夏木マリ、斉藤ノヴの愛用品は?

イケコ
編集部:夏木マリさん、斉藤ノヴさん、愛用品を教えてください!

夏木マリ
「オリジナル・ギター・ピック」

私は、2015年のライブハウス・ツアーから、ギターを弾き始めたんです。
それで、堅いピックがいいなと思って、いろいろ探してたら、スタッフがツアーごとに作って、プレゼントしてくれるようになって……(スタッフに囁かれる)……あ、ノヴさん?(笑)
ノヴさんがプレゼントしてくれているんだそうです(笑)
去年と今年でデザインが違って。色も……去年は赤で、今年は白。
物販?いえ、売ってないです。Facebookとかで「販売してください!」っていう方もいらっしゃるけど。
でもねえ、もうちょっとギターがうまくなってからかな(笑)
今はまだ、ちょっと恥ずかしいので。

夏木マリさん愛用品

斉藤ノヴ
「サングラス」

僕はやっぱり、サングラスですかね。
今かけてるのはセールで買ったやつですけど(笑)、いろんなサングラスを持っていて。
若い頃は、けっこう口が悪くて。
わりとワーッと言うほうだったんですけど、目がフニャンとしてるんで、迫力がないんですよ(笑)
それで、サングラスをかけちゃおうと。
最初は……目が悪いんだけど、普通のメガネが似合わないので、度付きのサングラスをかけるようになって。
ずっとそうしてるうちに、そういうイメージになっちゃったんで、コンタクトにして、いろんなサングラスをかけるようになったんです。
僕の最初のソロアルバム(『VIRGIN TERRITORY』/1977年リリース)のジャケットで、もうサングラスかけてるんですね。
それは度付きのサングラスだったんだけど、そこから始まったのかな。

斉藤ノヴさん愛用品

イケコ
マリさんのピックのデザイン、とてもオシャレ!ノヴさんからのプレゼントというのも素敵です。
ノヴさんの「One of LoveプロジェクトGIG」当日のサングラスにも注目ですね!
夏木マリさん、斉藤ノヴさん、ありがとうございました!

 

■and ROSEs 「紅のプロローグ」short ver.
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00107/v09788/v0947100000000539798/

初めて行ったライブは?~PON(ラックライフ)編~

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ラックライフ

ラックライフ PONの初めて行ったライブは?

ミネコ
編集部:PONさん、初めて行ったライブを教えてください!

初めて行ったライヴは、高校1年のときに、ドラムのLOVE大石と一緒に、地元高槻のRASPBERRYっていうライヴハウスに高校の先輩のライヴを観に行ったときやったと思います。
1番最初に観たのは、部室で机をステージにしてライヴをしてた先輩のライヴだったんですけど、そこで、“何コレ!こんなキラキラした人たち見たこと無い!”って思って、それきっかけでライヴハウスに先輩たちのライヴを観に行ったんです。
最初は、すっごく危ない場所なイメージでしたけどね、ライヴハウスって。
ちょっと悪い、アングラな場所というか。
最初はちょっと怖いイメージだったんですけど、ライヴが始まったら、集まってた怖そうな人たちがめっちゃ笑顔になってキラキラ輝き出して、ライヴをしてるバンドと一緒にすごく楽しそうな空気感を作ってて。
もうね、僕はそこからすっかりライヴハウスの虜になったんです(笑)!

ミネコ
ライブハウスは特別な場所ですよね。私も初めてのライブハウスで、ドリンク交換とかドッキドッキしたのを思い出しました!6/24のeggmanも特別な空間になること間違いなし!
PONさん、ありがとうございました!

「教えて!愛用品」~木下理樹(ART-SCHOOL)編~

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ART-SCHOOL

ART-SCHOOL 木下理樹の愛用品は?

CHAR25
編集部:木下理樹さん、愛用品を教えてください!


「iPad」

iPadですね。
僕ガラケーなんで、LINEもできないし、Gmailも読み込めないんで、これで必死にやってます。
前にデーモン(・アルバーン/BLUR、Gorillaz)がiPadだけで作ったアルバムっていうのを出してましたけど、実際作ってみると音がしょぼくて、あれ絶対エンジニアさん挟んでるだろって思いました(笑)

CHAR25
iPadで作品を作ってしまうミュージシャンもいるのですね!私もガラケー&iPad愛好者ですが、ガラケーは既に使用6年目に突入。木下さんのガラケーの年齢も気になります。
木下理樹さん、ありがとうございました!

「教えて!愛用品」~篠山コウセイ(Suck a Stew Dry)編~

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Suck a Stew Dry

Suck a Stew Dry 篠山コウセイの愛用品は?

CHAR25
編集部:篠山コウセイさん、愛用品を教えてください!

「ポーチ男子」

リュックのなかにポーチがいくつも入ってるんですよ。
携帯依存症なので、スマホの充電器はつねに持ち歩いてます。
そのポーチには3メートルと15センチのケーブルも入ってます(笑)
あとは、整髪料が入ってるポーチがあったり、喉の薬やマスクとかブレスケアとか目薬が入ってるポーチがあったり、カード類をまとめているポーチもあります。
大学生のころは突然の夜遊びに備えて着替えのTシャツもリュックに入ってましたね。
折りたたみ傘も持ち歩いてたんですけど、先日なくしちゃったので新しいものを買おうと思ってます。
几帳面?いや、自分ではがさつな性格だと思ってたんですけど……こうやって取材でポーチの話をするのは初めてなので(笑)、言われてみたら几帳面な性格なのかもしれないですね。

CHAR25
私も有事?に備えて必要なものは全てリュックに入れて持ち運んでいます。無論、1日に一度も取り出さないものも多数。が、ひとつの袋にがさっと入れているだけですね。なので袋の中はぐちゃぐちゃ。これを「がさつ」と言います!(笑)
篠山コウセイさん、ありがとうございました!

「教えて!愛用品」~アヴちゃん(女王蜂)編~

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女王蜂

女王蜂 アヴちゃんの愛用品は?

イケコ
編集部:アヴちゃん、愛用品を教えてください!

『カプコンデザインワークス』

『カプコンデザインワークス』っていう、カプコンの歴代のキャラクターたちの本ですね(ファミ通書籍編集部著、カプコン監修。2001年8月にカプコンより刊行された)。
『金星/死亡遊戯』(5月11日にリリースされた女王蜂と獄門島一家のスプリット・シングル)のイラストを描いていただいた西村キヌさんも、カプコンの黄金期に描いてらっしゃる方で。
すごいんですよ。もう本当に、影響を受けすぎてヤバい、っていう。
最初に格ゲーと出会ったのは、3,4歳ですかね。私、5歳ぐらいで波動拳出してたんで(笑)
大好きですね、もうドキドキするんですよ、観てるだけで。
私、色盲なんですけど、格ゲーの色使いがすごい好きすぎて。
パキパキしてるっていうか、色だけでどういう人物かわからせるっていうのが。
それはすごい影響受けてるなって思います。
衣裳を着るたびに、こういうふうに観てもらいたいからこういう服を着る、みたいなのはすごいありますね。
特に『ヴァンパイア・セイバー』というゲームが、私の人生の元です。ルーツ。
これは伝説のゲームで、今でもカルト的な人気を持っていて。
赤ずきんちゃんとか、ファラオとか、吸血鬼とか、いろんなキャラクターが格闘をくり広げるんですけど、1個1個のギミックがすごくて。
技とかがおかしいんですよ全部、あまりにも芸が細かくて。
アメコミを意識したゲームなんですけど、作りこみがすごすぎて、アメリカでは全然ウケなかった。
でも日本人からしたら、ここまで作りこまれたゲームは、もうたまらなくて。
それぞれのキャラが闘う理由とかも、せつなかったりして。
ほんまルーツです、これ。私の豹変感って、このゲームからきてると思う。
バレッタっていうキャラクター、かわいい赤ずきんちゃんなんですけど、豹変して銃火器を乱射するんですよ。
口も悪くて「シケてんな」とか「タマ取ったろか」みたいな感じで。
めっちゃ惚れたんですよね。縦横無尽というか、「限界がない、この格ゲー」と思って。
いまだに遊びますもんね。20年ぐらいお世話になってます。

女王蜂

イケコ
私もカプコンの格ゲーも西村キヌさんのイラストも大好きなので、『金星/死亡遊戯』のジャケットイラストには感動しました!
アヴちゃん、ありがとうございました!

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